「嫌われる勇気」って本がすごい話②
「序列」ってなんぞや( ´∀`)
また変な単語で、頭パンクするかもしれません笑
人間は群れで生きてるわけです。(動物ですから)
その群れの中の、自分の順位を「下げない」ように、対人関係をしています。
自分の序列(順位)を下げない=嫌われたくない
こう言う話に繋がっていきます。。。
まあ、すんごい砕いて説明すると。
とある会社で、めちゃくちゃ怒鳴る嫌味な課長がいたとしましょう。
その課長は部下には偉そうな態度ができますが、社長にはいつもヘコヘコ頭を下げているとします。
これは、課長にとって部下は「序列が下」なんです。社長は「序列が上」となります。
部下と社長の間にいる課長は、この中間を保持したいわけですね。
部下より「序列が下になりたくない(部下と同等か、それ以下のクラスになりたくない)」から、怒鳴ったり、威張ったりします。
社長よりも「序列を上げたくない(社長と同等か、それ以上になりたくない。責任をとる勇気がない)」から、ヘコヘコと低姿勢となります。
部下が序列「下」、課長は序列が部下よりも「上」:弱い姿を見せたら、見下されるかもしれない、なめられるかもしれない(嫌われたくない)
社長が序列「上」、課長は序列が社長よりも「下」:失礼な態度を取ったら「クビにされる」「部署移動させられる」(自分にとって不利益になる)可能性がある=逆らえない(嫌われたくない)
対人関係において、人間は自分の順位を決めて、そこから「上がる」か「下がらない」ように態度や言動を変えている動物なんです。
ちょいとこの「序列」を頭に入れた上で、違う話をします。
人間の行動には、「原因」があると唱えました。
アドラーは、
人間の行動には、「目的」があると唱えました。
例で言うと、
学生の頃、いじめられたから引きこもりになった青年がいたとします。
フロイトとユングの考え方なら、「いじめられた原因があるから、彼は引きこもりになった」と捉えます。
アドラーの考えだと「彼は、引きこもりたいと言う目的があるから、引きこもっている」と捉えます。
・・・・いやいやいや、
普通ならいじめられたから引きこもったんやろーが!!いじめた奴らが悪いでしょう!学校側が悪いでしょう!!
と一般的ならそう考えると思います。
これは、今私たちが生きている現代の思考が「原因論」を占めてるから、そんな考えになってしまうんです。
確かに、いじめは許せません。守ってくれない学校側だって問題もあります。
ただですね。この原因論を突き通してしまうと、引きこもっている青年は何も変わりません。
いじめを受けた過去は変わらない。タイムマシーンがあるわけでもないから、過去を変えることは絶対にできないんです。
過去は過去。今は今。
今で考えると、「彼が引きこもっている」と言う事実しかないんです。
じゃあ彼はどんな目的を持って、引きこもっているのか?
→外に出るのが怖い。またいじめられるんじゃないか。嫌われるんじゃないか(自分の序列が下がるんじゃないか)
対人関係を避けられる家の中なら、彼の序列は下がりません。
青年自身が「引きこもりを辞めたい」と目的を持たないと、行動ができないわけです。
「原因論」で生きていく限り、人間は変われない。変わろうとしない。
「目的論」を理解し、自分の思考を理解することこそ、人は変われると言われています。
例
・「太い足を見せたくないから、ジーンズを着ない」
→周りから変な目で見られたくない(序列を下げたくない)
・「タイプの人がいた。声をかけたいけど、勇気が出ない」
→告白したいけど、相手に嫌われたくない(序列を下げたくない)
・「給料安いから転職したいけど、面倒くさい」
→転職先でうまくやれるか不安(序列を下げたくない)
嫌われたくない=序列を下げたくない。現状維持をしたい。
だから、人は行動しないし、行動できない。
これが
「嫌われることが怖い」「人は変わりたいけど、変われない」心理となります。
人が作り出した「序列」よって人間関係の悩みが生まれるわけです。
この序列によって生まれる人間争いを『序列競争』と言います。
よくあるマウントの取り合いとかね。
成績の順位とか、付き合った人数とか、SNSのいいねの数とか、収入とか、結婚しただのしてないだの、新車だの中古車だの、子供何人いるだのそうでないだの、体重何キロとか、ブランドものとか、いじめとか、人種差別とか、戦争とかね。
ぜーーーーんぶ、「序列競争」と言う面倒くさーーーい心理でできたくだらない争いです。
その③へ続く
「嫌われる勇気」って本がすごい話①
人間の悩みの8割は「人間関係」だって、知ってます?っていう話をします。
先週、久々に地元の看護師友達とご飯行った時の会話↓
私「ねえねえ、『嫌われる勇気』っていう本知ってる?」
友人A「知ってる知ってる!読んだことあるよ」
私「本当!? 読んでどうだった?」
友人A「周りの人間に嫌われろってことでしょ? その勇気さえあれば、なんでも話せる仲になるってことだよね。すげえ勉強になった」
私「・・・・・・」
バカやろーーーー!!!!
お前読んでねえだろい、
1%も内容わかってないやーーーーんΣ('◉⌓◉’)
これ看護師仲間によく教えてあげる内容です(笑)
「嫌われる勇気」って本当にすごい本なのに、内容を理解して日常生活で実際に活かしてる人って世界で何人いるんだろ?と思ったことです。
以前から心理学に興味があって、色んな本読んだりセミナー行ったりわりかし独学で諸々勉強してたんですが・・・
心理学の三大巨匠と言われるユング・フロイト・アドラーの3人の中で、私は圧倒的にアドラー心理学がシンプルかつ簡単で、コミュニケーション能力と自己肯定感がぐーっと向上できると思っています( ´∀`)
フロイト・・・?
ユング・・・?
アドラー・・・?
誰やねんそれ。
って、大体の人は思うかと。私も勉強するまでポカンでした。
すんげえザックリ話すと、この3人は精神科医です。
心のお医者さんと言われる人達です( ・∇・)
みんなイケおじです。
心理学って、なんか宗教とか洗脳とか怪しいってイメージと結びつける人がまだ結構いるっぽいんですが・・・
心理学は「医学的」「社会的」の2つに分類されます。
医学的ってのは「うつ」「双極性障害」「依存症」だとか、治療が必要な病気を対象にするもの。
社会的ってのは「社会で生活している健康人」を対象に行われるもの。
社会で働く健康人を対象にし、アドラー心理学を用いて対人関係の悩みを解決するのが、「嫌われる勇気」となります。
もーーーーっと砕いていくと、
「会社に行きたくない」「恋人や友人関係とうまくいかない」「自分に自信が持てない」「周りと比較されてしんどい」「周りが羨ましい」みたいな悩みでモヤついてる人達の思考を「変えていく」本ってことです。
アドラーだからこそ現代人に響くので、現代人が変われる心理学をもっと知ってほしいと思います。
私は看護師ですので、まあ例が大体医療現場になってしまうのですが・・・
本当に色んな人間関係で悩んできました。
先輩、後輩、同僚(看護師と一括りにできますが、主任や係長や師長や認定看護師やほかの病棟看護師やら委員会から、色んな看護師と関わります)
医者や検査技師や薬剤師や介護師やMSWや、ケアマネージャーや、施設の人間やら救急隊員やら、葬儀の人やら、もちろん患者やご家族の方まで・・・・
病院ってだけで本当に色んな人達と関わるわけですはい。
色んな人から怒られました。(とくに新人時代はきつかった)
先輩に仕事が遅いと言われ、医者からこんなこともわからないのかと罵倒され、輸血取りに行っただけなのに検査技師から冷たい態度を取られ、患者さんから採血が下手と言われ、ペットボトル投げつけられたこともあったぜ・・・。
急変時の対応で発見が遅いと疑われ、何してたんだと質問攻めになったこともあったわけですが。
歓迎会やら忘年会やら新年会やら準備も新人の仕事だったよな〜と。
まあ、あの時は毎日のように仕事に行きたくなったわけですはい。
よくあんな病院で5年も働いてたよな〜なんて思うのですが。
心理学を勉強してなかったあの頃でも、私はそこそこコミュニケーションは取れていた方だったかもしれません。
そうなんです、コミュニケーションは取れていたんですよ。
言い方を変えると、社会で生き残るために、組織からはみ出さないように、静かにしてました。そこそこ平均的な態度で、そこそこの実力で、輪を乱さないようにしてたわけです。
まあ、いかに先輩や後輩、他職種、患者や家族に「嫌われないため」にめちゃくちゃ愛想がいい仮面を被っていたと思います。
だから、そこまで人に嫌われず、周りと良好な関係を築いて仕事をしてました。
え、それでいいじゃん。社会不適合者とかじゃないじゃん。
コミュニケーション取れてるなら、それで満足じゃないの?
多分、ほとんどの人間はそう感じるかと思います。
ただ、コミュニケーションを取れていても、悩みはあったわけです。
新人ではなく何年目かで知らない処置や、知らない病気の患者を担当することになった時。
私は素直に「わかりません」と言えない人間でした。
「教えてください」もなかなか言えなかったんですよ。
新人の時に、わからないことを素直に伝えたら、「なんでわかんないの」「そんなこともわからないのか」と先輩や医師から怒られたことがありまして、それ以来聞くのが怖くなってしまったことがありました。
「ばかだと思われる」「また怒られる」という感情が優先してしまい、「自分が嫌われるから」と本音が言えなかったわけです。
案外、他の先輩に聞くと優しく教えてくれたりするんですが、その発想になかなかいきつかない。
「嫌われたくない」から、毎日気を張っていたわけです。
ちょっとしたミスで、信頼が落ちる。少しでも仕事を怠けたら、だめな人間だと思われる。患者からクレームが来たら、上司に迷惑がかかる、とか。
今だからこそ断言できるのは、
毎日ワクワクしたり、楽しみながら働いてはいませんでした。
確かに、看護師という仕事に誇りは持っています。
看護師という仕事にやりがいも感じます。
ただ、当時はどこかで「怖い」「早く逃げたい」「今日も信頼を失わない関わりができるだろうか」と。毎日モヤモヤして働いていました。
自分に自信が持てず、言われるがままに動き、言われたことしかできない人間だったわけです。
なので、まーーーー自己肯定感が低い人間で、うじうじ蛆虫だったんです_:(´ཀ`」 ∠):
では、なぜ
「嫌われたくない」と人間は思ってしまうのか?
「嫌われる」=「自分の順位が下がる」
という心理につながります。
面白いんですよ。
人間って、自分や周りの人間に対して順位を決める生き物なんです。
「自分」がその人より「上」なのか「下」なのか自分で判断して、コミュニケーションや思考を変えようとしてしまうんです。
これを「序列」と言います。
続きは②で!!
尾瀬に行きました
今日はオンコールです。
昼寝したせいで眠れないのでブログ書きます〜
午前中は休日出勤だったため、1件だけ褥瘡処置の利用者さんを訪問して、事務所戻ってユニフォーム洗濯してハンバーガーテイクアウトして帰宅。
その後は自分家の溜まった洗濯物干して、掃除して昼寝しました( ´∀`)
電話鳴らないな〜〜〜
転職してもう7回目のオンコール当番になるんですが、まだ1回も鳴らなくて逆に不安です笑
昨日の大雨に比べれば、今日の訪問はなんて楽なのかと笑った。カッパ着て自転車乗ってびしゃびしゃになり、利用者さん達に心配されるという。。。
訪問看護はじめて一年半、初の災害級大雨だったかと。
久々の雨の中のチャリは、最初それなりに楽しかったのですが、午後の台風並の雨は流石に命の危険を感じました。(あちこち冠水して通行止めになってたレベル)
あれ、なんかこの天気おかしくね?と思いながら退勤ギリギリまで訪問回ってました。
はあ〜事故起こさず生きててよかった( ͡° ͜ʖ ͡°)
事務所のカッパ、古いし臭いし撥水効果ないので明日新しいカッパを買いに行きます。登山用のカッパを買いに行く!!!
登山グッズって高いけど、マジで良質な品ばかりなので、災害の時とか重宝します。
先週久々に尾瀬に行きまして、軽いハイキングを楽しみました。あと初めて谷川岳を見に行きました(登らなかったけど)
それからまたトレッキング熱と登山熱が復活しまして、また色んな山を登りに行こうかと決心。
コロナになってからめっきり登山に行かなくなったので、そろそろまた再開しようかな〜〜〜なんて。
今まで上高地の涸沢に行ったり、屋久島の縄文杉見に行ったり、金時山とか高尾山縦走とか筑波山行ったりと、まだまだ未熟もんですが歩くの好きなんです^ ^
自然の中で食べるご飯が好きってのがメインですが笑
疲れた時に道中で食べるおにぎりと味噌汁が何よりのご馳走!!山水で飲むコーヒーとか、山小屋で食べるご飯も美味い( ´ ▽ ` )猪とか鹿肉料理が結構好き。あと山菜の天ぷら。鮎の塩焼きも美味えんだ。
冒険しているあの感覚が好き。
都会にいると全然気にしない虫とか鳥も、山に行くとなぜか興味が出てくるから不思議。
私の誕生日、旦那を誘って夫婦で登山を計画してます。なんやかんや夫婦で登山は初めてです(旦那はトレイルランニングしてたから走り出すかもだけども)
まだどの山にするか決めてないですが、温泉があるところを探し中〜。
尾瀬にて、怪我してヘリコプターに運ばれてる人みたけど、山はちゃんと準備と知識が必要だと改めて気を引き締めました。
怪我なんて明日は我が身。
体力つけて、来年こそ富士山頭頂目指すぞ〜〜
ご来光をこの目で見るんだーーーい
新しい職場
またまた久しぶりにブログをあげました。
新しい職場に無事に転職して1ヶ月が過ぎた訳ですが・・・
色々と、本当に毎日勉強している状況です笑
小さな訪問看護ステーションで働いているのですが、なんかもうですね。
やっとやりたいことを仕事にしている高揚感?と、自分はまだまだ未熟者だという不甲斐なさを実感しています。
いやーーーなんか、まだまだ看護師としての知識不足と技術経験の無さも感じたり。
でも落ち込むというよりも、「ああ、間違ったことを今までやってたか・・・。反省!!」と切り替えてます。
定時で帰れるし、自分の時間も作れるようになりました。
お弁当も毎日なるべく作るようにして、健康管理も頑張ってます。
とりあえず本当、今は修行の時期ですね。
GWはもちろん休みはなく、有給も半年後からしかもらえないので働き三昧ですが、むしろ貯金のチャンス!と思いちみちみ過ごしてます。
長期休みは希望言えば結構くれる所長さんなので、来年あたりに新婚旅行を計画中。
最初は沖縄か海外か〜と思っていたんですが、旦那がインドに行ってみたいと希望あり、インド!!!っと心が傾いています。
確かにハワイとかグアムって、夫婦2人で行くにはもったいないなーと。
若いからこそ、夫と2人だからこそインド行ってみたいと思い、今いろいろ調べてます。
沖縄でウェディングフォトを撮りたいと思っていたんですが、白無垢が思っていた以上に素敵だったので、もうドレス着なくていいやと思い、ウェディングは多分もう着ませんw
(ただ面倒くさくなってるだけかもしれないですが)
インドで何がしたいのかというと、ガンジス川を生でみてみたいです。
インドでは川の近くで火葬をするらしく、棺の蓋もない状態でただ焼けていく人間を見守る習慣があると記事でみたことがあります。
貧富の差が激しい国で、川に流される死体や、物乞いをする子供や高齢者の姿を見て自分がどう感じるのか、「生きる」ってどういうことなのか、「死ぬ」ってどういうことなのか、また違う視点で考えたいと思っています。
仕事柄看取ることが多く、私も一般の方よりは死体を目にすることは多いのですが、、、なんかこう、「業務」の中でしか見えない日本の死生観に違和感がありまして。
日本にいるだけじゃ見えてこない価値観や風景をみたいです。
色んな国の色んな人達と関わってみたーい。
とりあえず、それが今のやりたいこと( ´∀`)
お金貯めるぞ〜〜
無事に結婚式が終了!
先週、無事に結婚式を終えることができました^ ^
桜も咲いて、雲ひとつないめっちゃいい天気で、本当に恵まれた日になったかと。
案の上、観光客がめっちゃいたもんで、白無垢で人力車乗ってたら外人さんに写真撮られまくりました笑
神社での神前式だったんですが、国の重要文化財で挙式したり、巫女さんの踊りを生で見たり、本当に新鮮な経験で、和婚にして良かったと思っています。
姉がウェディング、私が白無垢だったもんで、妹は「どっちがいいか悩む」と本気で頭を抱えていたので笑いました。
自分達が好きな方を選べばいいよ、と思います^_^
息子も天国で見てくれてるかな〜なんて思いつつ、神様への祈りでは「夫婦円満」「子供に恵まれますように」とお祈りしました。
発達障害でもいい。無事に生まれて、元気に生きていける子であれば、もうそれ以上高望みはしません。中絶するかしないかなんて、もう二度と考えたくない、と心の底から感じます。
そんな願いも込めて、神前式を終えました。
4月からは、新しい職場での仕事も始まる予定。
そして、運動不足を解消するのと、ストレス発散のためにボクシングも初めました。
「嫌われる勇気」「フランス人は10着しか服を持たない」という二つの本を読みまして、自己肯定感を高めていこうと決意。
食事もコンビニ食をやめることにしました。毎日お弁当を作ります。
妊娠したいから!無事に赤ちゃんを産みたいから!という理由もありますが、正直そこは二の次ならぬ三の次ぐらいの願望です。
今優先すべきは、自分の体を大事にすること。心も体も健康にすることだと感じました。
正直もう、子供ができなければ、できなくてもいいと思っています。
むしろ、1度でも妊娠できたことが奇跡ですし、辛かったけど、大切なことを教えてくれた息子にも、感謝してもしきれない思いです。
子供がいたら、そりゃ幸せですよ。それは絶対に間違いではないです。
でも、子供がいなくても幸せにはなれるよなあ、、、と。
子供がいない=不幸せ
これは、決してイコールじゃないよね、と感じます。
強がっているように聞こえるかもしれないけど、私は今とても心が軽いです。
5月になったら、実家の墓に納骨を検討しています。
多分もう、息子をそばに置かなくても、私と夫は大丈夫かと。
そろそろ、ちゃんと息子をあるべき場所で寝かせてあげようと思います。
2023年初投稿!!
久々のブログになります。
あっという間に1月になり、あっという間に年が明けてました・・・。
2022年、30歳・・・人生の起点だった年です。
妊娠して、入籍して、引っ越しして、死産して、また復帰して。
波乱万丈な年で、一生忘れることないだろうな・・・と、しみじみ思ってます。
やっぱりまだ息子のことを思い出すと涙は出てくるし、ふとした時に物悲しい気持ちになることもあるんですが、そんなもんだよなあ・・・と自分を労っています。
自分が書いた小説を読み返しては、切なくなったり、改めてあの時の心情を振り返ったりしてますね。
家族や友人だけでなく、職場の先輩や利用者さんにも私の話を聞いてもらいました。
70代、80代、90代の利用者さんの中にも、流産や死産を経験している方が想像以上にいまして、いつの時代でも母親に取って最大の苦痛と悲しみなんだと実感しました。
不妊であり、子供を諦めて夫婦2人で暮らすご高齢の方も結構いらっしゃいます。
なんでしょうね、「乗り越える」んじゃなくて、悲しみを背負って「ただ生きていくしかない」って感じだそうです。私の周りの方は、皆さん同じようにそう言ってます。
私も、そう感じます。
本当、ただ生きていくしかないんだよなあ・・・と。
子供を失った悲しみは100%消失することはできないし、100%忘れることもできないんですよ。ずーっとずーっと心の傷として残っていくものだし、その悲しみを背負って生きていくしかないんですよね。
そう思いながら、日々を今、生きてます。
そして、今年の2月末で私が所属している店舗の閉鎖が決定しまして・・・
退職を決めました。
他店舗への移動も提案されたのですが、我が家から他店舗は距離があるので、もういっそのこと家近の職場を探そうかと。
次の妊娠も何かあったら怖いので、なるべく家と病院から近い職場を条件と、スタッフが充実している、またはママさんがいたり産休育休に理解があるところを探そうかなーと。
働き方も検討した結果、私はやっぱり訪問看護がやりたいと決心しまして、職探し中です。
先日ずっと担当していた利用者さんをお看取りしまして、ご家族と一緒になってわんわん泣きました。亡くなる前に写真を沢山撮って、沢山話をして、家族の時間を大事に過ごしてもらって、とても安らかに天国に向かった方だったと思います。
その体験もあって、改めて「人」に寄り添える自分になりたいと思い、新しい環境で1から勉強し直すことにしました。
産まれてきて、どう生きていくのか。どう死んでいくのか。
大切な人に、何をするのか。何ができるのか。どこまでできるのか。
そんな人間模様を知ることが、私は好きなんです。愛おしいと感じます。
そんな「訪問看護」に魅力を感じますし、自分の価値を磨いていきたいです。
中絶を考えた自分だからこそ。
悩んで悩んで、精神的に狂いかけて、死にたくなるくらい自分を追い込んだ自分がいるからこそ。
「命の重さ」「産まれる難しさ」「理想と現実」を息子が教えてくれたからこそ。
これからも、病気や障害で困っている人達の助けになりたいです。
大切な誰かを失った人達の、少しでも支えになりたいです。
それが私の人生の目標です。
復帰して1ヶ月経過
久しぶりにブログを更新します笑
何から話せばいいやら…。
とりあえず、最初の報告。
胎盤ポリープが、無事に完治しました!
前の生理と同時に、やっぱり剥がれたらしく、もう大丈夫だろうということで終診へ。
ただ、一つ引っかかることを指摘されました。
…の、可能性もあるかもと。。。
生理が次始まらなければ、その疾患の診断になるからそのときはまた受診するよう言われました。
「なんじゃそりゃ?」と思ってまた知らない病気を調べてみると、多嚢胞性卵胞が不妊のリスクがあるという記事をみて、また頭痛くなるというね。
やっぱり太ってることがよろしくないというか、ホルモンバランスとかも関連して太りやすい体質もあったりだとか、色々調べて知りました。
男性ホルモンが多いとか、インスリン分泌が少ないとか。
確かに私、子供の頃か、ずーーっと太ってるんですよね。
姉と妹は痩せてて、同じ食事なのに私だけ太ってたんですよ。
小学校から高校まで剣道10年もやってたんですけど、部活+週3で夜稽古もして、山の中とか走ったりしてたのに、体重もあんまり減らないし体脂肪はなぜか高くて、中々痩せない体質だったんです。
部活仲間と同じ食事量でも、やっぱり太ってたんですよね。
体重40キロ台なんて、ほんと夢のまた夢な値でした。体型のことでよくいじられていたぐらいです。
お菓子食ってるからかーなんて、諦めていたのですが、もしかしたらホルモンバランスも関係していたのか…と今になって疾患の可能性に納得しました。
まぁ、どっちみち太りやすい体質ならなおのこと生活習慣見直さなくちゃいけないなぁ…と実感したり。
私の今の体では、健康な子供を産む可能性は極めて低いです。
また妊娠できたとしても、流産や死産、重度の疾患を持つ子を産む可能性が他の人より高いことを実感。
それを少しでも軽減するために、体調を整えて、妊娠前に不妊検査をした方が、安心できると感じました。
次の子が、少しでも長く生きれるように。
うちの子が幸せになれるように、まずは自分の体調を整える準備をしていきます。
不妊になったなら、それはそれでもう次の子供は諦めるか…なんて考えてもいます。
どっちみち、今の私はまだ妊娠したいとは思えないです。とりあえず、今は亡くなった息子のことを思いつつ、来年の結婚式に向けてワクワク準備することにしました。
安定な生活を送って、それでも妊娠できなったら、またその時未来のことを考えようかと思います。
そして、仕事について。
所長が私と入れ違いで退職したことにより、もう本当にバッタバタと環境が変わりました。
それと同時に唯一の存在だった後輩看護師がコロナで長期休みに入ったことにより、他スタッフが精神的に追い詰められまして…スタッフ全員が限界状態へ(゚ω゚)
事務職として復帰したはずのヨシムラ、看護師としてスケジュール調整したりケアマネや家族にTELで挨拶したり、来月の予定組んだり、利用者の情報まとめたり、書類捌いたり。。。
なんか、本当に所長業務でした泣
まぁ、良くも悪く余計なことも考えずにただただ業務こなして我を忘れて働いていたといいますか。
息子の死で悲しんでる場合じゃないというか。
いや、少しは悲しませろよと思いつつ、現実はかなり厳しかったです…。
ただただ、がむしゃらに働きました。
追い討ちかけるように、所長が抜けたことで、私が所属していた店舗が上の命令で閉鎖の危機に追い込まれまして、みんな一気にメンタルドン底へ…。
今の店舗を閉じて、他の店舗に移動になる可能性になりましたが、全員が退職したいと申し出たことで、もう大混乱…笑
あまりにも仕事が多すぎるのと、現実に追いつけなくて泣き出すスタッフもいる中、なんか…私はただただ、とりあえず金くれ…と謎に冷静な価値観へw
この会社辞めようかな…今がそのタイミングでは?と思いつつ、とりあえず身を任せることにしました。
私を信頼してくれている利用者を見放さすわけにもいかず、最後まで責任持って見ていく覚悟を持ちまして。
とりあえず、今の店舗を閉鎖するまでは、今の会社に身を置く覚悟を決めています。
息子との思い出の場所であり、離れるべきなのか、と少し考えましたが…
もっと家の近くの職場に転職することも、自分の体のことや、夫との時間を大切にするためにも今後考えてもいいんじゃないかと思いました。
その時は、病院にするべきか、訪問にするべきかまた働き方を考えていきます。
うーむ…
なかなか、死産後落ち着かない日々が続きます。胎盤ポリープが治っても、波瀾万丈ですね。
でも、なんで私がー!!なんて自分を追い詰めるのは疲れるので、辞めました。
自分と家族が、幸せになれる未来を考えて行動していこうと思います。
またぼちぼち何か変化があったらブログを更新していきます。