死産後、会いたくなる友人と、会いたくない友人がいるよねっていう話をします。
会いたくない友達って本当の友達なの?って思ったんですが、友達は友達なんですよ。
ただなんというか…会うタイミングを、ちょっと考えるべき人っているよねっていう。
わりかし私は死産後色んな人達に話を聞いてほしくて、元気になった瞬間色んな人達と遊ぶ約束したりご飯に行ったりしたんですが…
距離を置いていた友人から「遊ぼう」と連絡がきて、思考が止まってしまいました。
その子は学生時代の友人で、仮にM子とします。結婚して1歳になる子供もいます。
私の妊娠も本当は、安定期に入るまでM子に教えたくは無かったのですが、あまりにしつこく遊びたいメールが来たので、「妊娠してつわりがひどいからしばらく無理」と教えてしまったんです。。。
案の定、安定期になったら遊びに行きたい、家を買ったから遊びに来て欲しいという連絡がかなり来て、これも面倒だから「子供が病気になって予後不良だから中絶することになった」と短文だけ送って様子見てたんです。
本当は、病気のことも教えたく無かったんですがね。
「落ち着いたらこっちから連絡するね」とだけ送って距離置いてたんですが・・・
またも「遊ぼう」とメールがくるという_:(´ཀ`」 ∠):
逆にすげーなと。
空気読めよ、と思ってしまいました。
死産後に会いたい友人とそうでない友人の特徴をまとめてみたりして・・・
その違いってなんだ?と色々考えてみました。
◯会いたくなる友人◯
独身だろうが、妊婦だろうが、子育てしてようが関係なく好き。
むしろその子の赤ちゃんに会いたい。子供と遊びたい。
色々話を傾聴してくれるし、傾聴したくなる。
話してて苦じゃない。
何かしら尊敬する部分がある。対等かそれ以上な存在だと思ってる。
◯会いたくない友人◯
独身だろうが妊婦だろうが子育てしてようが、全部がモヤモヤする。
妊娠のこととか、子育て関連の話題がしんどい。
傾聴してくれるかと思いきや、すぐに自分の話に切り替わる。または見下してくるところあり。
多分、なんか尊敬できないというか、私自身がその人を下に見てるとこがある。
まあ、まとめて見た結果・・・
妊娠してようがしてないが、関係なくしんどいってことに気づいた笑
M子は昔から性格面倒やなって思ってたんですが、別に普通に仲は良かったんですよ。旅行も一緒に行ってたりしました。ただ、とある事件というか、ある出来事があって会いたくない気持ちが勝りまして。
ことの発端は、ですね。
4人ほどの学生仲間でライングループを作っていたんですが、私はその時はまだ独身で。ほか3人は結婚していて、うち2人が妊婦だったんです。
1人はA子という4歳の子供がいる友人、B子は男の子を妊娠中。M子は女の子を妊娠中でした。
まあ、このグループは独身時から作っていたんですが・・・B子とM子が妊娠したことで頻回にラインのやりとりが活発になりまして・・・。
私だけが独身だったのと、子育てや妊婦の身体とか心理面がわからなかったことも理由にあると思うんですが…まあ、もうお互いのマウントの取り合いが、酷かったです(笑)
私は子育てもよくわからなかったので、ただ傍観者としてコメントしないで3人のやりとりを眺めていたんですが、
M子は体重増加を気にし、B子はむしろ体重減少を気にし、出産経験したA子は何も問題ない出産だったので「私は大丈夫だった。2人とも大変ね」ぐらいのアドバイスで終わるという(これはまだまだ序の口です)
3人が和気藹々と楽しく話すなら良かったんですが、B子が切迫で入院したこともあったり、色々体調不良も出たり、メンタルが少し鬱っぽくなっていたのも知っていたので、私個人としてはかなり冷や冷やしていました。
B子の腎機能に問題が見つかったとか、尿中のケトンの数値が危険とか、結構リアルな話になっていきまして・・・それもB子が自ら話すのではなく、A子とM子が「腎機能やばいんでしょ?」とか「透析もしなくちゃいけないんじゃない?」的な、話したくないけど話さなくちゃいけないように問い詰めるというか、絶対本人が気にしてるようなことを、グループでやり取りするのが、客観的に見ていて私はかなりしんどかったんです。
あと、私はB子の母子手帳を読んだことがあったので、精神的にもすごく辛いけど、でも頑張って体調管理をしているのを知っていたので、尚のことでした。内容は本当、結構衝撃なものだったんです(ほか2人は読んでない)
妊娠って本当にデリケートだし、友達だからって自分の体調とか子供の話題をポンポン話さなくちゃいけないの?と私はゾッとしたんです。
たまに会って直接話すなら良いですが、LINEだと永遠に続くものですし、逃げ場ないのか・・・と思ってしまったんです。
あと不倫とか夫の給料とか、家の値段とか、年収とか働き方とか。赤ちゃんの性別とか、相手と比べるような話題ばかりで、私は内容を読んでても気持ちがいいものではなかったので、黙ってグループ抜けたんです。
そしたら案の定、M子から心配のラインがきたのと「独身1人だったから、話題入れなくてしんどかったよね」と謎の同情食らうという笑
まあ、そう思うならそれで別に良かったんですが、色々その時にM子にぶちまけました。
3人が3人、お互いマウント取り合うのが胸糞悪い、あとB子の心情も理解しないでズカズカ妊娠の話するのも空気読んでなくてイライラすると。自分も妊娠した時、このグループに全てさらけ出さなくちゃいけないなら、絶対無理と。
申し訳ないけど、今のこのグループは自分のストレスでしかないし、参加したいとも思わないから抜ける、と伝えました。
今思えば、グループに抜けて大正解でした。
私も妊娠して、死産した状態であのグループに残っていたと思うと、本当メンタルやられていたと思います。
抜けた後もM子とはなんとなくやり取りしてたんですが、案の定「A子が嫌味なママ友みたいで嫌だ」と相談してきたりして、本当面倒くさいな・・・と感じていました。
団地くらしか家持ちとか、賃貸とか。旦那が夜勤やってるだの、年収いくらだの、親族付き合いがどうだの、正社員だのパートだの、本当どうでもいいことで争うのやめなよって思います。
愚痴とか相談だけならまだしも、無意識にマウント取り合ってたら、しんどいだけだよって本当感じます。
あと本当!!
子供の性別で言い争うなんてくだらない!!!
男でも女でも、無事に生まれればそれだけで幸せだっつーの!!!
他人と比較するんじゃなくて、自分は自分で幸せだから満足って思えばいいじゃん・・・と、つくづく思う。
あとM子は何かと私に「家買ったほうがいい」「車があると便利」「子供は2人以上。男女がいい」「旦那が優しくて幸せ」「犬買ったほうがいい」「料理教室が最高」と私に押し付けてくるのです。
昔の私なら「ああ、はいはい。そうね〜。あなたがそれ幸せならいいんじゃない?」で流せたんですが、今は多分、爆発しそうです。
ただただ、うぜえと。
そんなに承認して欲しいなら、SNSでいいねの数貰ってろ!!と思うのですが。
ここで育児の不満や愚痴を言われたら、多分私はマジでブチ切れるでしょう。
それぐらい、M子には余裕がないです。
はあ〜〜〜〜
別にいいじゃんか。うちは旅行とか食事とか呑みとか自己投資にお金を使いたいから賃貸派。掃除面倒だから家も狭くていい。都心だから車あると邪魔だし、自転車と電車、バスで全然OK。遠出はレンタカーで十分。犬より猫派。料理は実母から教わったり、動画見ればレパートリーは増える。子供だって、1人でもいい。1人っ子だって幸せだ。性別なんてどっちでもいい。
私は自分の考えを持って生きるようにしていますので、今の生き方に満足しているのですが…。
なんか本当、M子に自分の価値観を押し付けられるのは、しんどいです。
「自分はこれが揃えば幸せ」願念というか、それしか幸せを見いだせないのが、可哀想。というか多分、自慢してくるってことは、裏で何かしら不安が隠れてるんだろうな〜と薄々感づいてはいます。
もっと多様性を見出しなよ〜と昔ならうまく流せますが、今は本当、私自身に余裕がないので言い争いになりそうです。
特に子供のことになれば、尚のことでしょう。
M子のことを尊敬というよりも、どこかで「自分より下」「面倒だ」と思っている自分がいて、子供を無事に出産した彼女を「上」だと意味づけしている自分がいるかもしれません。
だからM子の子供を見たら「可愛い」よりも「なんで私が」「なんで私の赤ちゃんは産まれなかったんだろう」と比較の対象にしてしまうかもしれない。
「今」の私は、だからM子に会いたくない。
この感情こそ、本当にくだらないですよね。
マウント取っているのは、自分の方だったのかもしれません。。。
もう少し経過しないと、多分M子には優しくできないし、ドロドロに自分のことも追い詰めてしまうかもしれません。
だから、お互いのためにも「今」は無視しています(笑)
既読無視ってやつですね。
半年後、また私の方で会いたくなったら連絡取ろうと思いますし、連絡取りたくなかったら取りません。
なんか、それでいいかなって思います。
あと、本当は会いたいし、死産のことも話したいけど、まだタイミングじゃないって友人もいます。高校の部活仲間ですね。。。
今年無事に出産した友人が2人います。でも、2人も不妊治療をしたり中絶した歴があり、今年やっと幸せに包まれた出産を迎えました。
幸せいっぱいの2人に、まだ私の死産の話をするのは早い、と思っています。
きっと、私の気持ちも理解してくれて、自分のことのように、一緒に泣いてくれる優しい仲間ですが。。。
まだ、タイミングじゃないんです。「いつか」きっと、話そうと思っています。それはLINEじゃなくて、実際に会って、直接話す時間を作りたいと思っています。
とりあえず、死産の話をできる友達もいれば、できない友達もいるよねっていう話でした。