ヨシムラの日常日記

自分らしく、ゆっくり歩いて行こう

2023年初投稿!!

 

 久々のブログになります。

 

 あっという間に1月になり、あっという間に年が明けてました・・・。

 2022年、30歳・・・人生の起点だった年です。

 妊娠して、入籍して、引っ越しして、死産して、また復帰して。

 波乱万丈な年で、一生忘れることないだろうな・・・と、しみじみ思ってます。

 

 やっぱりまだ息子のことを思い出すと涙は出てくるし、ふとした時に物悲しい気持ちになることもあるんですが、そんなもんだよなあ・・・と自分を労っています。

 自分が書いた小説を読み返しては、切なくなったり、改めてあの時の心情を振り返ったりしてますね。

 

 家族や友人だけでなく、職場の先輩や利用者さんにも私の話を聞いてもらいました。

 70代、80代、90代の利用者さんの中にも、流産や死産を経験している方が想像以上にいまして、いつの時代でも母親に取って最大の苦痛と悲しみなんだと実感しました。

 

 不妊であり、子供を諦めて夫婦2人で暮らすご高齢の方も結構いらっしゃいます。

 

 なんでしょうね、「乗り越える」んじゃなくて、悲しみを背負って「ただ生きていくしかない」って感じだそうです。私の周りの方は、皆さん同じようにそう言ってます。

 私も、そう感じます。

 

 本当、ただ生きていくしかないんだよなあ・・・と。

 

 子供を失った悲しみは100%消失することはできないし、100%忘れることもできないんですよ。ずーっとずーっと心の傷として残っていくものだし、その悲しみを背負って生きていくしかないんですよね。

 

 そう思いながら、日々を今、生きてます。

 

 

 

 

 そして、今年の2月末で私が所属している店舗の閉鎖が決定しまして・・・

 

 

 退職を決めました。

 

 

 他店舗への移動も提案されたのですが、我が家から他店舗は距離があるので、もういっそのこと家近の職場を探そうかと。

 次の妊娠も何かあったら怖いので、なるべく家と病院から近い職場を条件と、スタッフが充実している、またはママさんがいたり産休育休に理解があるところを探そうかなーと。

 

 働き方も検討した結果、私はやっぱり訪問看護がやりたいと決心しまして、職探し中です。

 

 先日ずっと担当していた利用者さんをお看取りしまして、ご家族と一緒になってわんわん泣きました。亡くなる前に写真を沢山撮って、沢山話をして、家族の時間を大事に過ごしてもらって、とても安らかに天国に向かった方だったと思います。

 

 その体験もあって、改めて「人」に寄り添える自分になりたいと思い、新しい環境で1から勉強し直すことにしました。

 

 

 産まれてきて、どう生きていくのか。どう死んでいくのか。

 大切な人に、何をするのか。何ができるのか。どこまでできるのか。

 

 そんな人間模様を知ることが、私は好きなんです。愛おしいと感じます。

 

 そんな「訪問看護」に魅力を感じますし、自分の価値を磨いていきたいです。

 

 

 中絶を考えた自分だからこそ。

 悩んで悩んで、精神的に狂いかけて、死にたくなるくらい自分を追い込んだ自分がいるからこそ。 

 

 「命の重さ」「産まれる難しさ」「理想と現実」を息子が教えてくれたからこそ。

 

 これからも、病気や障害で困っている人達の助けになりたいです。

 大切な誰かを失った人達の、少しでも支えになりたいです。

 

 それが私の人生の目標です。