ヨシムラの日常日記

自分らしく、ゆっくり歩いて行こう

赤ちゃんの棺桶について

 

※赤ちゃんとお別れをする方々に、少しでも参考になればと思い、記載します。

 

 

 私は入院まで1週間ほど時間があったので、他の方のブログを参考にさせていただき、「思い出作り」を始めました。

 病院でも棺桶を用意してくれるとのことだったんですが、自分達で用紙してもいいとパンフレットに記載があったため、手作りでお棺を作りました。

 

 楽天Amazonでも胎児用のエンゼルケアボックスが売っており、それを購入。赤ちゃんの体長によって箱のサイズが変わるため、料金も変わります。

 うちの子は妊娠17週で、16cmだったのでだいたい縦が30cm程のものを購入し、送料込みで5000円ぐらいでした。

 

 

 

 イトーヨーカドーに行って子供用のシールと、折り紙を購入。あと布団代わりの白いタオルと、枕用の白いハンカチを買いました。

 (体が脆くて首が上がらなかったので、ハンカチは結局使わず持ち帰りましたが(*_*))

 

 あとはシールで可愛くアレンジ。

 水族館風に棺桶の蓋を装飾しました。これなら、火葬の時怖くないかなあ、と。

 ひっさしぶりに鶴も折りました。オレンジの鶴は夫が作成。

 

 おくるみとか、赤ちゃんの棺桶とかを販売している通販サイトがいくつかあったんですが、1週間では届くかわからず、諦めました。手作りも検討しましたが、私は玉留めもできないほど裁縫が致命的なもので・・・。タオルでおくるみがわりを検討しましたね。

 

 でも私のように病院で赤ちゃんドレスを用意してくれている場所もあるかもしれないので、確認するといいかもしれないです。

 

 

 家にあったレターセット使用して、便箋に落書き。

 私は実家で猫、夫は犬を飼ってるのでその子たちを描きました。

 

 ワンパチは、夫が下書き(笑)

 あとは私がなぞったのと、顔を書きました。

 絵が苦手なのに無理やり書かせるという強行突破( ´∀`)

 

 

 

 私と夫それぞれで息子に宛てた手紙を書いて、かめさんシールで封をします。

 この時はまだ性別がわからなかったので、

 判明したあとに名付けた名前を便箋に記載しました。

 

 

 

 

 私は子宮の中にいる状態で「お別れ」を覚悟したので、時間をかけて準備ができたかと思います。

 流産や死産がわかっても、心が追いつかない人もいるかと思います。死を認めるなんてしたくないし、ましてや準備なんてできるわけがない。そんな状態の人も、もちろんいるかもしれません。むしろ、それが当然かと思っています。

 元気に産まれると信じていたのに、産まれた直後に赤ちゃんを亡くされた方は、尚のことだと思います。

 

 そういう人達は、無理して準備をしなくてもいいんじゃないか、と私は思います。

 そういう時は、素直に家族や病院スタッフに相談してください。

 産科の医師と助産師は、気持ちを汲み取って、できる範囲の思い出作りをすすめてくれるはずです。

 

 自分が「やりたい」と思った時に、実行すればいいと思います。

 何事も、「後になって後悔しないこと」が大事ではないでしょうか。

 

 

 私の場合は、「赤ちゃんのために、何ができるか」を考えた結果、手作りの棺桶を作りました。この子に「愛している」と全力で伝わるように、考えた結果です。

 

 自分たちに何ができるのか、自分たちが親としてその子に何をしてあげたいのか、考える時間は本当にわずかしかありませんが…沢山、旦那さんと相談してほしいと思っています。

 

 

 

 家族で、その子のためについて話すことが、「愛」じゃないかと、私は思います。